エリザベスウェアがとってもお似合いのコーギーちゃん♪
手術後の抜糸にきてくれました!
ワンちゃんも猫ちゃんも膀胱や尿道、尿管といったおしっこに関わる場所に石ができてしまうことがあります。
おしっこを渋ったり、血尿がでるといった症状がみられることもありますが、無症状の場合も多くあります。
食事で溶かすことのできる種類の石(ストルバイト結石)もありますが、一度できてしまうと手術でしか取り除けないもの(シュウ酸カルシウム結石)もあります。
こちらのワンちゃんはシュウ酸カルシウム結石による膀胱結石が疑われたため手術を行いました(2枚目の写真)。膀胱にある石は膀胱の粘膜を傷つけたり、尿道に詰まっておしっこが出なくなったりします。
シュウ酸カルシウム結石は再発が多く、1年以内に36%、3年以内に60%再発するとされており、ウェットフードを食べることや、高タンパク食の制限、尿の酸性化を避けるサプリメントや、再発率の高い場合はチアジド系の利尿薬の投与が推奨されています。
おしっこの回数や性状におかしな様子があれば受診することをおすすめします。
また尿石症は再発率が高いため、一度罹患した場合には定期的にチェックしておくと良いでしょう。
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明石むかい動物病院
住所:兵庫県明石市西新町2-1-10 明石グレースアーケード103
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