👃短頭種気道閉塞症候群👃
元気はつらつなフレンチブルさん♪
先日「短頭種気道閉塞症候群」を改善するための手術を乗り越えてくれました。
長くて漢字だらけ、一目でややこしそうだなと思う名称ですよね。
以前、熱中症の話題でも登場した「短頭種」という、鼻が短い・ぺちゃんこな種類の犬猫に多い病態です。
チャーミングで愛嬌たっぷりな見た目に反して、
・鼻の穴が小さい
・軟口蓋(口と鼻の間の骨がない部分)が伸びて垂れ下がる
・喉の一部が腫れて狭くなる
・喉頭(喉の入口)を支える軟骨が弱い
など、生まれながらにして多くの困難を抱えているのです。
また、強く息を吸うことで胃の内容物が逆流してしまい、嘔吐などの消化器症状を出す子も多いです。
致命的なまでに悪化してしまう前に、このうちのいくつかを外科手術によって改善することが出来ます。
手術による死亡リスクは年を重ねるごとに増加していくため、症状が軽め、もしくはない状態で予防的に手術をすることが勧められます。
今回は鼻の穴を広げ、伸びた軟口蓋を切除したことで、空気の通りがスムーズになり、呼吸が楽にできるようになりました!
写真は片方(向かって左)の手術が終わったところですが、明らかに鼻の穴が広く大きくなっているのがよくわかると思います。
再診時も飼い主さんが「呼吸もですが、食事の時ものすごくフゴフゴ言っていたのが驚くほど静かになりました!!」と安心されていました✨
呼吸音やイビキが気になるという方はお気軽にご相談くださいね。
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明石むかい動物病院
住所:兵庫県明石市西新町2-1-10 明石グレースアーケード103
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